MENU

梅雨時期におすすめのアロマ

目次

🌿「梅雨の心と体に、そっと寄り添うアロマの時間」

——しっとり季節を、心地よく過ごすために——

毎年この季節になると、身体が重くてだるかったり、気持ちがどんよりしたり…。
特に、がん治療中の私たちにとっては、梅雨の湿気が想像以上に心身に負担をかけてくるんですよね🥲

・朝起きても疲れが取れてない
・雨の日が続くと気分が沈みがち
・頭が重くてやる気が出ない
・むくみや関節のだるさがひどい…

そんな“なんとなく不調”が続くこの季節、
私はアロマの力に何度も助けられてきました🌱

特に、ペパーミント精油との出会いは、まさに「自分を取り戻す時間」のきっかけでした。
スーッとした香りが、頭と心に風を吹き込んでくれて、
気づけばふっと呼吸が楽になっていたんです🌬️

中医学ではこの季節を「湿邪(しつじゃ)」の影響が強くなる時期とされていますが、
アロマの香りは、その湿気がもたらす体調の乱れや気分の落ち込みに、
自然のかたちで寄り添ってくれる頼もしい存在なんです

湿邪の特徴は、「重くて粘っこい」こと。
これが体内に停滞すると——

  • 食欲不振
  • 胃のムカつき
  • 体のだるさ
  • 頭の重さ
  • むくみ
  • 関節のこわばり

といった、さまざまな不調があらわれやすくなるのです。

でも、そんな湿邪による不快感をやわらげる手助けをしてくれるのが、アロマの香りたち
自然のチカラを借りて、呼吸とともに内側から巡りを促してくれる、頼もしい味方なんです🌱

ここからは、梅雨時期に特におすすめしたいアロマたちをご紹介していきますね。

☔梅雨を心地よく過ごすための、香りの処方箋

🌿ペパーミント(薄荷:はっか)

  • すーっとした清涼感で、心と頭をシャキッと整える
  • 湿気による頭の重だるさや、身体の倦怠感をやわらげる
  • 中医学では「疏散風熱(そさんふうねつ)」=熱を外に散らす作用があるとされます

こんな時におすすめ:
・頭が重たい、スッキリしない
・気分がもやもやしている
・軽やかに動きたいのに、身体がついてこないとき

🌿ユーカリ

  • 空気をすっきり清浄にする香り。深い呼吸を促してくれる
  • 抗菌作用が高く、カビや菌の繁殖が気になる梅雨にぴったり
  • 中医学では「肺の気を巡らせ、痰や余分な水分を除く」とされています

こんな時におすすめ:
・鼻のとおりが悪い
・湿気で空間が重たく感じる
・息苦しさ、呼吸が浅いと感じるとき

🍋レモン・オレンジなど柑橘系

  • 明るく爽やかな香りで、心をぱっと晴れやかにしてくれる
  • 中医学では「理気(りき)」作用があり、気の流れを整え脾胃(ひい)の機能をサポート

こんな時におすすめ:
・気分が落ち込みがち
・やる気が出ない
・食欲がない時や、なんとなくお腹が重たい時

🌿ローズマリー

  • 頭をクリアにして、集中力を高めてくれる
  • 中医学では「温性」の性質で、体を内側から温めて湿邪を追い払うと考えられています

こんな時におすすめ:
・集中力が続かない
・体が冷えている気がする
・朝スイッチが入らずぼんやりしてしまうとき

どの香りも、ほんの数滴で私たちの気持ちや身体の流れをふわっと整えてくれるものばかり✨
「心地よい香りに包まれる」——
たったそれだけの時間が、実はすごく大切な“治療の一部”になるんです。

次は、この中でも特におすすめしたい
「ペパーミント精油」を使った梅雨時期のセルフケアをご紹介していきますね

🍃ペパーミント精油のちからで、湿気に負けないわたしへ

——中医学にもとづいた、心と体のセルフケア——

🌬️基本の芳香浴

  • ディフューザーにペパーミント精油を3〜5滴
  • お部屋全体に香りを広げて、呼吸と空気をリフレッシュ
  • 朝の目覚めや午後のだるさ対策におすすめ

🌱ポイント: 湿気がこもりがちな室内をスッキリ整え、集中力もアップ⤴️
スーッとした香りが気の巡りを促し、中医学的にも「気滞(きたい)」の解消に役立ちます。

☕マグカップ芳香浴(簡易版)

  • 熱湯を入れたマグカップに精油を1〜2滴
  • 立ち上る蒸気を鼻から深く吸い込む(※目は閉じて)
  • 頭の重さや鼻づまりが気になる時にぴったり🌫️

🌱ポイント: お湯の湯気と香りで、鼻から頭へとスッキリ通る感覚に✨
治療中で疲れやすい方にも、座ったまま気軽にできるリフレッシュ法です。

🛁すっきり足浴

  • 洗面器に40〜42℃のお湯をはる
  • ペパーミント精油を2〜3滴、天然塩小さじ1に混ぜて溶かしてから投入
  • 15〜20分ゆっくり足を浸してリラックス🦶

🌱ポイント: 血行を促して脚のむくみをスッキリ!
中医学では、足湯は「腎(じん)や脾(ひ)」を温め、湿邪を外に出す作用があるとされます。

💦クールダウンスプレー

  • 精製水100mlに、ペパーミント精油5〜8滴
  • よく振ってから、手首や首筋、うなじにシュッ🌿

🌱ポイント: 外出前や帰宅後、火照りやだるさを感じた時にリフレッシュ🌈
暑い日や湿度が高い日にもおすすめです。

🤲マッサージオイルでセルフタッチケア

  • キャリアオイル(ホホバなど)10mlに、ペパーミント精油1〜2滴
  • こめかみ・肩・首筋などにやさしくマッサージ💆‍♀️

🌱ポイント: 肩こりや緊張からくる頭痛にも◎
優しくなでるだけでも、呼吸が深くなってきます。

🧘‍♀️中医学セルフケアとの合わせ技で、巡りを整える

🌿経絡マッサージで“内側”から湿を追い出す

  • 足三里(膝の少し下の外側)や豊隆(すねの中央)をペパーミント入りオイルでマッサージ
  • 脾と胃を助け、体の内にこもった湿気を外へ流します

🌱ポイント: どちらも消化・代謝に関わる重要なツボ。
お腹のもたれやだるさがある時に、特におすすめです。

🌬️香りと一緒に「呼吸で湿邪を出す」

  • ペパーミントの香りを感じながら、深く吸って、ゆっくり吐く
  • 吸うときは清らかな空気が入ってくるイメージ
  • 吐くときは体のモヤモヤが外へ出ていくように

🌱ポイント: 香りの力で、自分の中にスペースができる感覚に✨
朝やお風呂上がりの数分間だけでも、気分がグッと整います。

⚠️使用上の注意

  • 精油は必ず希釈して使いましょう(肌への原液使用はNG)
  • 妊娠中・授乳中・高血圧の方は、使用前に専門家に相談してください
  • 覚醒作用があるため、就寝前の使用は避けるのがおすすめ
  • 肌が敏感な方は、パッチテストを実施してから使いましょう

🌈「香りで整える」というやさしい選択

がん治療中の心と体は、とても繊細。
でも、そんな時期だからこそ「香り」という小さなツールが、日々の安心感につながることもあります🌿

🌧️「今日、ちょっとしんどいな…」
そう感じた日は、無理をせず。
ペパーミントの香りとともに、ゆるやかに自分を整える時間を過ごしてみてくださいね

次回はペパーミントと組み合わせて中医学的に相性の良い精油をご紹介します。

がん経験者のための、心と身体のセルフケア・薬膳アドバイス・無料相談など行っています

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次